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京都という町

 ~ 京都人 には裏と表がある~

なんでも方角。

 

京都駅

 

江戸時代に出版された 『京城勝覧』 という今で言うところのガイドブックがある。このガイドブックには“京の人は北に行くを「上るのぼる」と言う。南に行くを「下るくだる」と言う。また、東に行くを「東入るひがしいる」西に行くを「西入るにしいる」と言う”とある。わざわざ書き留めるくらいだから当時からして独特だったのだろう。

これは現代でも続く京都独特の言い方だ。実際、今でも京都の人は道案内をする時はほぼ必ず方角で説明する。右だ。左だ。なんてまず言わない。おそろしい事に京都人は建物内の部屋の位置から、ひどい時には部屋の中にあるものまで東西南北で説明し始める。

道を聞こうものなら「あの建てもんの1本北の通りを西入って○○通りの交差点を下ったら東側にある」だの「あそこは東行き一方通行やさかい、いったん北上って○○通りを西入って、そっから行かなあかん」だのと親切に・・・説明してくれる。

京都人はこんな説明を「おおきに。ありがとうございますぅー」と事も無げに理解してしまう。重度の方向音痴の私にはさっぱり理解できない。Google先生に聞けば大丈夫と思われる方もいるだろう。だがそれは違う。Google先生は無感情に「北に進みます」と案内する。そして私は思う。「どっちが北なやねん!」

   

京都駅

   

方向音痴に「北に進みます」。

   

もはや非情の宣告に等しい。まさかGoogle先生は敵の手に落ちたか? 方向音痴を救うためのアプリですら「北に」って。どっちやねん! Google先生はもはや方向音痴の息の根を止めにかかったか? せめて「とりあえず前の方に進んでください」とか言ってほしい。切に願う。恋願う。

ちょっと落ち着こう。個人ブログだからって勝手言いたい放題やね。ごめんなさい。もうこれが京都人のデフォルトだからあきらめるしかない。

でも大丈夫。京都人は観光客には基本的に優しい。私も昔、京都人に助けられたことがある。観光で道に迷った時なんかは必ずと言っていいほど、道を教えてくれるおっちゃんが現れたものだ。

都会育ちの人に笑われるけど、私なんかは雪深い東北のド田舎出身だから京都の交通網がとても複雑に感じてしまう。地元の列車は1両編成(編成と言えるのか?)で1時間に1本。そして、基本的にバスは使わない。だから最初は電車の種類(京都に入ってくる特急の種類の数は日本一)や駅の多さにびっくりしてしまった。

でも京都は全国、全世界から人がやってくるんだから私みたいな人間は一人や二人ではないはず。だから恥ずかしいけど切符の種類とか京都の交通事情はしっかり伝えたいと思う。そしてなによりも都市交通に慣れていてもそうでなくても、旅はいいものにしたいよね。どこの国のどんな人でもそうゆう思いは一緒だと思う。 

   

  

  

京都のへそを知りましょう。

  

京都駅 京都人

  

京都市の中心地は?

   

正解は「四条河原町」。もちろんJR京都駅は京都の玄関口。でも中心じゃない。京都の町の中心は「四条河原町」。歴史の深い町なのでもっと北だ東だなんて意見もあるかも知れない。でも、遊び行こう。観光しよう。となったら四条河原町を起点すれば問題ない。

困ったときは「四条河原町」を中心に考えること!これを押さえておけば観光がグッと楽になる。楽になるってことは楽しくなるってこと。これから地図だ方角云々と説明するけど難しく考えないでほしい。それにこのサイトはほとんど商売っ気はない。

   

まあ、なんというか、安心して読んでほしい。失敗をしたから伝えられることもある。準備や情報収集で疲れてる人なんかは特に「このサイトは他より親切だな。気持ちを切り替えてちゃんと読んでみよう」なんて思って頂ければ幸いです。

    

京都駅

    

京都旅行計画!

   

まずは行きたいところをピックアップ!

ピックアップした場所を京都の東西南北に選別する!

方角別に交通機関を割り出す!