祇王寺
常寂光寺
三千院
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あとがきホーム嵐山・嵯峨野嵯峨野洛西

その5:トロッコ列車 のあとがき

あとがき:その5

 トロッコ列車 

 嵯峨野トロッコ列車。3時間くらいで書けた。念願の薄情な情報量。こんなんでいいんだよ。いつもは本を最低でも3~5冊は読む羽目になる。でも今回は3時間で書けた。感動。歴史が新しいってのもいいね。

 嵯峨野トロッコ鉄道は嵯峨野を始発として、終点は亀岡ってとこになる。往復で1時間くらいだから、乗る前は1時間かー。って思うけど新緑や夏の盛りは緑が本当に気持ちいい。列車に身を委ねよう。

※毎度ですが当サイトでは実際に利用しているからお伝えできる情報はこちらの「うら記事」たちの方に載せる流れになっています※

   

↓本記事はこちら↓

   

1:見どころ満載ルート

   

保津川下り舟。めっちゃ手を振ってくれる。

 さて、嵯峨野 トロッコ列車 の始発は嵐山中心部から10分ほど離れた「トロッコ嵯峨野駅」になる。この駅はJR嵯峨野線の嵯峨嵐山駅に隣接しているから直接、JRで乗り入れる人も多い。一見、効率的。でも、はっきり言って個人的にはお勧めしない。

 ただの僕のおススメなんだけど、嵐山・嵯峨野をぐるぐる巡って「やっぱりこれだな」てのはある。その理由を言う前にトロッコ列車の停車駅4駅を紹介したい。

   

緑が涼しい1枚。磨きがかかった座席。

始発:トロッコ嵯峨駅 → 嵐山から徒歩で10分ほど離れている。JRに隣接しているのでJR使うなら楽。 でも移動と到着に「京都っぽさ」をあまり醸し出せていない。駅にはジオラマがある。

2駅目:トロッコ嵐山駅  →  おススメ。 阪急か嵐電で嵐山に到着後、渡月橋→天龍寺→竹林の小道→トロッコ嵐山駅の嵐山最強のコース巡りが可能。

3駅目:トロッコ保津峡駅 → 降りた人見たことない。渓谷にある無人駅。ハイキングに行く人はいいらしいが…。

終点:トロッコ亀岡駅 → ここから保津川下りの船着き場までの便がある。保津川下りは僕も一度は乗ってみたい。ゴールの嵐山まで2時間だそうな。

 もう書いてしまったけど、お奨めはトロッコ嵐山駅から乗車になります。理由は嵐山・嵯峨野の見所を余すところなく堪能できるから。嵐山を観てからトロッコに乗って、リセットしたところで改めて嵯峨野を巡る。これが嵐山を隈なく楽しむまさに王道。

  

2:どの電車で来るべきか

   

大悲閣からの根性の1枚。ほぼ通り過ぎてしまった。

 トロッコ列車の話の途中なんだけど、嵐山にはJRの他に阪急と嵐電の3社が乗り入れている。どの私鉄で来るかで歩き方がだいぶ変わってくる。当然、正解はないけど…、JRさんごめんなさい。関西の旅は是が非でも阪急推しのスタンスでやってます。

 もちろんJRの他、各私鉄にはそれぞれ魅力や利点がたくさんある。JR嵯峨嵐山駅も利用者は多く、駅周辺も昔ながらの喫茶店や新しい飲食店の出店が今も続いている。嵐山に行く途中に有名なコロッケ屋さんもあってルート自体は人気がある。

   

これNikon D100で撮った。下手でごめんね~。

 翻って阪急は嵐電に接続があることはもちろん、電車のデザインが少しレトロで座席の光沢のある深緑は高級感がある。「ほかの私鉄とは一線を画してる」と。素人目に見ても、そういう点では阪急が一番ではないか。

 それに京都の真ん中から大阪のど真ん中まで、一直線に結んでいるのは阪急だ。京都河原町から大阪梅田まで関西の正中をまっすぐ通る。だから阪急に乗れば京都と大阪の雰囲気がしっかり感じられる。

   

フィルムいいよね。端っこ処理跡も関係なし!

かなり偏ったこの「京都、大阪の雰囲気が分かる」というのはかなり大きいと思う。是非、持って帰ってほしい旅の感覚でもあるし、これは僕たち夫婦が京都に住んでみての素直な感想でもある。きっといい思い出になるはずだ。

 すっかり贔屓目に書いたけどせっかくの京都旅行なんやし「どれに乗っても同じですよ」とは言いたくない。だからこそ阪急電鉄を推す。

   

3:トロッコ列車に乗れ!

   

奥に見えるのが有名な星野リゾート。

 まあ、小難しい理屈は抜きにして本当に乗ってみたらいいと思う。ただ「トロッコ嵐山駅」から乗車願う。阪急か嵐電で嵐山に乗り入れて、嵐山を巡ってからトロッコ列車で箸休め。また帰ってき余裕があったら嵯峨野巡り。理想は旅程をたっぷり1日は取ること。なかなか難しいかもだけどね。

   

亀岡では信楽焼きの狸がお出迎え。

 あるいはJR嵯峨嵐山駅で「トロッコ嵯峨駅」に接続。そのままトロッコ観光して帰りは「トロッコ嵐山駅」で下車。竹林や天龍寺、渡月橋を観て嵐電(嵐電の沿線マップ。便利です。)で次のエリアに移動でもいいよね!

 考えたら切りがない。でも確かに言えるのは大人の京都観光が修学旅行のように「どこに行ったか覚えていない」で終わらないように、この記事を読む人の仕合せを祈るばかりだ。

   

   

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